定刻着 / On-time arrival
小田野 尚之 / Odano Naoyuki
小さな無人駅での取材を終えて急いで帰り支度をしていると、線路の両側の斜面に生い茂った木々によってまるでトンネルのようになった暗がりの中から、一輛のディーゼルカーが定刻どおりに現れました。
*作品名、作家名の表記について、webで表示できない文字には常用漢字を当ています。
小さな無人駅での取材を終えて急いで帰り支度をしていると、線路の両側の斜面に生い茂った木々によってまるでトンネルのようになった暗がりの中から、一輛のディーゼルカーが定刻どおりに現れました。