道　/　Path

果てしなく続く道はいったい何処へ向かうのでしょうか。中国ウィグル自治区トルファンを訪れた折、ふと目に入った道を描いてみたくなりました。「僕の前に道はない。僕の後ろに道は出来る。ああ自然よ。父よ…。」高村光太郎の著書『道程』にある有名な一節が頭に浮かびました。遠い異国にひとりおりますと、風景の中に普遍性を強く感じるものです。