塒 / Roost

下田 義寬 / Shimoda Yoshihiro

オオタカ(大鷹)は、大きさからではなく、羽根の色が青味がかった灰色をした鷹を意味する「蒼鷹(アオタカ)」に由来する。尾羽が長いのが特徴。中型のからだは森の中で木々や茂みの間を飛行する際に有利であるほか、長い尾羽は空中でのブレーキや方向転換に役立つ。(ウィキペディア参照)
中学2年の時、鎮守の森で、アカマツの大木の高い場所に直径1m位のオオタカの営巣を発見し、ひそかに巣立ちまで見とどけた。あのわくわくと過ごした時間は今もはっきりと脳裏にやきつけられている。今アトリエには数羽のオオタカの剥製があり、特に大空へ舞い上がろうとする姿が気に入って何度も繰り返し写生する度に、あの時のときめきが鮮明に甦る。

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