葉漣 / Wakes

松村 公太 / Matsumura Kota

秋、岐阜県長良川の夕暮れに漣を起こしながら小舟は帰る。笹舟が引き波を従えるような姿から葉漣と名付けた。夕方から夜に移り変わり、川面に照らされる夕日はとても眩しく、時が刻一刻と過ぎる度に表情を変える。
平面的な日本画というより光を強く意識した写実的な描法ではあるものの、和紙、膠、岩絵具、墨、胡粉、金泥といった伝統的な日本画材料を使って描くことで、日本画としての様々な表現を模索中である。 ??

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