時 / Time
白井 進 / Shirai Susumu
制作の合間の裏山の散策は固まった何かを解放してくれる。「白秋の道」と名のついた細く長い道には一本のからたちの木、丘の下にはみかん畑も見える。外れて大樹の森に入る、樹間の光はこぶしの花を照らし静かに留まる落葉をわずかに浮き上らせる、歩を進めると背後に生き物の気配を感じた。
*作品名、作家名の表記について、webで表示できない文字には常用漢字を当ています。
制作の合間の裏山の散策は固まった何かを解放してくれる。「白秋の道」と名のついた細く長い道には一本のからたちの木、丘の下にはみかん畑も見える。外れて大樹の森に入る、樹間の光はこぶしの花を照らし静かに留まる落葉をわずかに浮き上らせる、歩を進めると背後に生き物の気配を感じた。