地域連携教育プログラム活動報告
地域連携教育プログラムで、台東区「学びのキャンパスプランニング」と共同開催の、「国宝鳥獣人物戯画の動きを盗め」という出張授業を実施しました。
6年生の国語で学んでいる「鳥獣人物戯画」の知識と関連付けながら、模写という体験を通して、作品への理解を深めました。
日本画の画材、岩絵の具・墨・和紙などの説明をしたうえで、模写の実演を行いました。模写の実習では、描かれているものをじっくり観察し、線の太さ、色の濃淡を、どの様に再現するのかを考えながら描き進めました。筆の持ち方、使い方、墨の濃さ、水の使い方など、様々な工夫をしながら描き進めてくださいました。
紙を貼りつなげている部分に押してある「高山寺」という朱印も模写して完成させました。
◇事業概要
事業名:地域連携教育プログラム
台東区学びのキャンパスプランニング
「国宝 鳥獣人物戯画の動きを盗め」模写してみよう
実施日:令和4年10月31日(月) 1・2時限、3・4時限
対象:台東区立大正小学校 6年生(65名)
担当:髙島圭史氏(同人)、新生加奈氏(院友)、大久保智睦氏(院友)
講師 左から髙島圭史同人、大久保智睦氏、新生加奈氏
絵巻物の見方の説明
日本画画材の説明
緑色の絵具となる孔雀石
模写の方法の説明
模写の実習 1
模写の実習 2
朱色のハンコも模写