地域連携教育プログラム活動報告
例年地域連携教育プログラムとの連動による「台東区 学びのキャンパスプランニング」でお世話になっています台東区立小学校教育部会の先生方にむけて日本画を体験していただくワークショップを開催しました。
講師は、藁谷実氏(同人)と永吉秀司氏(特待)で担当しました。
日本画の歴史についての座学、日本画画材についての説明を受けた後、実際に岩絵の具を溶き、短冊に思い思いの絵を絵いていただきました。
また、永吉講師の「身近な素材で絵具を作る」という泥や土を使った絵具作りを体験していただきました。岩絵の具で、「色を作る(増やす)」方法としての「焼成」による、色の変化も、実際にご覧いただきました。
日本画を描いたことがある方も、初めての方も、日本画画材の独特な手間を楽しみながら制作してくださいました。
最後に、各々の作品について講師が講評をしました。
詳細を知っていただく機会が少ない「日本画」ですが、このワークショップを通じて身近に感じていただけたのではないでしょうか。
◇事業概要
事業名:地域連携教育プログラム
「つなぐ、日本美術」日本美術院作家によるワークショップ
実施日:令和4年10月19日(水)14時~17時
対象:台東区教育部会 11名
担当:藁谷実氏(同人)、永吉秀司氏(特待)
日本画の流れの解説
日本画画材の説明の様子(岩絵の具の番数について)
描き方の実演の様子
絵具の作り方の説明
完成作品 1
完成作品 2
完成作品 3