地域連携教育プログラム活動報告
日本美術院は、全国に諸員1371名(令和2年7月)を有し、100年以上にわたり全国公募「院展」の企画運営を行い、公益法人として日本画家の育成や、巡回展を通して地域文化の振興に寄与すべく活動しております。
愛知県におきましても、令和元年度より日本美術院所属作家による出前授業という形態で活動をしております。
今回は弥冨市立弥冨北中学校の1・2年生、合計259名の方に岩絵具と膠による日本画の制作を体験していただきました。
良く聴く音楽から好きな一曲を選び、その曲をワークシートを通して分析します。
日本画画材、描き方などの説明や実演の後、その分析をもとに岩絵の具を使って絵画作品
を描くというものです。はじめての岩絵の具を扱いながら、目に見えない音楽を具現化す
ることに意欲的に取り組んでくださいました。再興院展名古屋展の松坂屋美術館において、それらの作品を展示いたしました。
コロナ禍にも関わらずご参加いただき、誠にありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。
◇事業概要:
地域連携教育プログラム
「岩絵の具と膠で日本画を描こう!」―音楽を抽象表現しよう!―
実施日:令和4年9月14日(水)、15日(木)
実施校:弥冨市立弥冨北中学校の1・2年生 合計259名
主催:公益財団法人日本美術院
協力:愛知県立芸術大学日本画研究室
担当:山口貴士(院友)、岩田明子(院友)、大村有香(院友)、河本真理(院友)、齋藤晴香(院友)、坂根輝美(院友)、鈴木博稀(院友)、松浦主税(院友)、松下明生(院友)、本地裕輔(院友)
会場での展示風景 1
会場での展示風景 2
完成作品1
完成作品2
完成作品3
完成作品4
完成作品5