地域連携教育プログラム 水戸での活動について
地域連携教育プログラム 第一回水戸開催 鳥獣人物戯画模写講座
◇事業概要
事業名:第一回水戸開催「鳥獣人物戯画模写講座」
実施日:令和6年3月30日(土)13時から17時
場所:ザ・ヒロサワ・シティ会館(水戸市)
主催:公益財団法人日本美術院
参加者:15名
担当:山本浩之(同人)、守みどり氏(特待)、仲裕之氏(特待)、齋藤竜太氏(院友)
内容:
①日本美術院と日本画の紹介
②鳥獣人物戯画についての説明
③鳥獣人物戯画の模写をするための、筆の使い方、墨の薄め方などのデモンストレーション
④模写(実技)
⑤講評会
日本画や、画材を身近に感じ、それぞれに興味をもっていただくことを目的に、まずは、国宝「鳥獣人物戯画」の豊かな墨の線を追う、模写に取り組みました。
水戸における初めての実施でしたが、初めての方も、日本画を描いたことがある方も、それぞれに原本である「鳥獣人物戯画」に向き合い、日本画特有の筆である即妙を使って、線の強弱など工夫をしながら模写しました。
茨城県は、明治期における日本美術院の活動拠点である五浦があり、また横山大観の出身地でもあり、日本美術院とは大変縁の深い土地です。現在でも、再興院展には、茨城県から「天心記念茨城賞」を頂戴しています。
この様な、地縁を生かし、日本画を学び始めたばかりの方にも、もっと日本画を深く追求したい方にも参加して頂けるような講座を実施していきたいと考えています。