財団法人日本美術院主催「現代の日本画―再興第94回院展―」に関する講演会は、平成21年9月13日(日)午後2時より、上野の東京都美術館で開催された。当日は、定員240名のところ、260名の参加者が集まり、会場満員の熱気溢れる中、評議員である手塚雄二同人から開会挨拶の後、常務理事の松尾敏男同人から、前半は、現代の日本画について明治から現代に至るまで解り易い解説があり、後半においては、再興第94回院展に出品されている同人及び奨励賞を受賞した16名の作品一つ一つに懇切丁寧な作品解説があった。260名の参加者は、松尾敏男常務理事の日本画に対する豊富な知識と洞察力及び滔々と流れるような説明に吸い込まれるように熱心に聞き入っていた。
最後に、手塚同人から講師松尾敏男常務理事に対して日頃使われている和紙、礬砂、膠について質問があり、1時間30分に亘る講演会を無事終了した。講演後、このような講演会を再度企画してほしい要望が参加者から多数あった。